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日商簿記2級は、日本商工会議所が主催する簿記検定の中級レベルです。3級の商業簿記に加えて工業簿記(原価計算)が加わり、企業の財務諸表を正確に作成・分析できる能力を問います。上場企業の経理職採用基準に使われることも多く、就職・転職市場での評価が高い資格です。
```| 大問 | 内容 | 配点 |
|---|---|---|
| 第1問 | 仕訳問題(15題/商業簿記) | 45点 |
| 第2問 | 帳簿・勘定記入・連結会計・その他(商業簿記) | 20点 |
| 第3問 | 財務諸表・精算表・連結財務諸表(商業簿記) | 20点 |
| 第4問 | 工業簿記(仕訳・勘定記入・原価計算) | 28点 |
| 第5問 | 工業簿記(原価計算・損益計算) | 12点 |
商業簿記(第1〜3問・85点分)と工業簿記(第4〜5問・40点分)の2科目構成です。工業簿記は3級では出題されない新分野のため、重点的な学習が必要です。
学習が完了したタイミングで受験できるネット試験がおすすめです。統一試験は年3回しかチャンスがなく、難易度の変動も大きいです。ネット試験は随時受験でき、試験終了直後に合否がわかります。
統一試験では約20〜25%程度ですが、回によって難易度が大きく変動します(10%台になる回も)。ネット試験は約25〜35%と比較的安定しています。
3級取得後で250〜350時間が一般的な目安です。商業簿記の応用(連結・税効果等)で約150時間、工業簿記・原価計算の習得で約100〜200時間を見込んでください。毎日2時間学習で4〜6ヶ月が目安です。
3級では出題されない完全新分野のため最初は戸惑いますが、体系的に学べばパターンが掴めます。費目別→部門別→製品別の順に学習し、個別原価計算・総合原価計算の流れを理解することが重要です。
上場企業の経理・財務職では2級以上を採用基準とすることが多く、転職市場での評価が高い資格です。経理職での年収アップ・資格手当(月5,000〜20,000円)の対象となる企業も多くあります。